宮城の楽しく学べる防災イベント

宮城県での防災イベント

宮城県は2011年に起きた東日本大震災で大きな被害を受けた県の1つであり、今なお復興に向けての動きが進められています。そのため、防災意識も非常に高い方が増えています。震災の被害によって心の怪我を負ってしまっている方も多いですが、震災経験を持つ方が伝えていく機会も増えつつあります。災害の記憶を風化させないためにもこういった取り組みの重要性が指摘されています。2011年の東日本大震災には津波というものが被害を拡大した大きな原因として挙げられます。それゆえに防災イベントに関しても津波などに関する内容が多くなっており、具体性の高い訓練や防災への勉強を行うことが出来ます。防災意識の高まりが防災イベントにも反映されています。

宮城県石油コンビナート等防災訓練

宮城県では「宮城県石油コンビナート等防災訓練」が実施されています。震災に伴う津波によって石油コンビナートに関する被害が発生する恐れがあります。全国的に見ても石油コンビナートに関係する防災イベントというのは珍しいですが、震災の被害を抑える上では非常に重要となります。このイベントではガス漏洩着火防止、油タンク火災の防御、油の流出防御などについて学ぶことが出来ます。石油の流出は漁業などに重要な影響を及ぼす恐れがあります。住民の方々が石油の流出を防ぐ役割を担うわけではありませんが、石油コンビナートが災害の際にどんな対処を行うのかは知っておいて損はありません。他にもオイルフェンス展張、海面火災の消火、大容量泡放出システムなどの訓練が実施されます。こういったイベントは万が一の際にもしっかりと対処できるシステムを持っていることを周辺の住民の方々に周知する狙いも含まれています。石油コンビ―ナートにおいて震災対策は不可欠なものと言えます。

総合防災訓練

宮城県の岩沼市では「総合避難訓練」が実施されています。この避難訓練では地震のみならず、大雨や土砂災害時の避難経路を再度見直すことを目的としています。東日本大震災の時には避難経路の重要性が大きく取りざたされていました。いざという時にはどういう避難経路を取るかで命にかかわることも十分に考えられます。ただし、安全な避難経路は地域やそれぞれの方が抱える事情によっても変わってきます。そこでこのイベントでは避難経路を相談し設定しなおす機会ももたらされます。実際に避難経路を歩いてみることで今まで気づかなかったことが見つかる可能性もあります。防災イベントではありますが、決して堅苦しい内容ではなく、避難経路を散歩してみるという気楽な気持ちで参加することも出来ます。震災の時に初めて避難経路を歩くという方も多い中で、この機会に自分の足で確かめてみるのもおすすめです。岩沼市以外にも様々なエリアで開催されているイベントです。

宮城県防災ヘリコプター訓練見学会

宮城県では「防災ヘリコプター見学会」が実施されています。震災の際にはヘリコプターを用いた救助がよく行われています。しかし、多くの方はヘリコプターに乗ったことがなかったり、実物を見たことがなかったりとヘリコプターはそこまで馴染みのある乗り物とは言えません。このイベントでは負傷者の救助訓練や空中消火訓練などが行われます。ヘリコプターに関する貴重な体験が用意されています。消火パケットでの散水や救急車への引継ぎなどリアリティのある訓練が目白押しです。ヘリコプターとの写真撮影会もあるので家族や友人と参加することもおすすめです。緊急車両への試乗も行うことが出来ます。会場には2000台収容の駐車場が用意されているので利便性も極めて高くなっています。先着の数百人のお子さんにプレゼントが用意されていることもあります。参加しようと考えている方は詳しい情報を公式ホームぺージで確認していただくことをおすすめします。

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