広島の楽しく学べる防災イベント

広島での防災イベント

広島県は中国地方最大の人口を誇る都道府県です。南を瀬戸内海に囲まれた立地から地震の際には津波の被害を受けることにも考えられます。消防車やヘリコプターなどが用意されることもあり、貴重な経験が出来るケースも多いです。広島県は広島市のように人口密集のエリアもあれば、遠隔地の村もたくさんあります。その際にはヘリコプターによる救助が行われるケースも考えられます。しかし、多くの方はヘリコプターに搭乗した経験を持っていません。万が一に備えてこういったイベントにてヘリコプターなどに乗る経験をしておくことには意味があります。さらにイベントのほとんどにおいて無料ないしは低料金で参加できることもメリットになっています。

尾道市防災フェア

広島県尾道市では「尾道市防災フェア」が開催されています。このイベントは市民の防災意識の高揚と地域の防災力向上を狙った内容になっています。体験型の防災訓練が出来る設備が用意されており、幅広い方々が楽しみながら防災について学ぶことが出来ます。具体的な内容としては起震車による地震体験、自衛隊の炊事車両によるカレーの試食などがあります。自衛隊が炊事車両を持っていることはあまり知られていないことですが、この機会に炊事車両のカレーを食べることが出来る貴重な体験が出来ます。このイベントの目玉となっているのが県防災ヘリコプターつり上げ救助訓練です。全国各地では様々な防災イベントが開催されていますが、ヘリコプターを使用しているのは珍しいです。ヘリコプターは実際の救助でもよく使われているので、万が一に備えてヘリコプターのつり上げの経験しておくことは有意義と言えます。他にも消防はしご車の症状体験も企画されています。

世羅警察署見学会

広島県の世羅警察署では応募した小学生に対して「世羅警察署見学会」を実施しています。防災イベントの中には消防署の見学が行えるものもありますが、警察署を見学できるというのは非常に珍しいです。世羅警察署には集中豪雨における災害活動のパネル見学が展示されているので防災意識を高めることにもつながっていきます。災害の際には消防士や自衛隊が活動するイメージが強いですが、警察も重要な役割を担っています。災害の際の警察の役割について学ぶことができるイベントです。警察は市民生活の安全を守るという役目があるのでそれは災害の時にも同様です。災害が起こると自分が何を出来るのか、国や自治体は何をしてくれるのかの両方を知っておくことに意味があります。例えば災害が起こって救助を待っている時にはどういう行動を取ればいいのかもこのイベントで学べます。このイベントに参加した子供たちの中には将来警察官になる子がいるかもしれません。

イオンモール合同防災イベント

広島県では「イオンモール合同防災イベント」が開催されています。このイベントはその名前からも分かるようにショッピングモールであるイオンモールで開催されるため、買い物のついでに参加することも出来ます。炊き出し訓練やはしご車訓練、除染車訓練などが用意されており、実践形式で学ぶことが可能となっています。それだけでなく、遊び間間隔で学べるなりきり写真体験、ストラックアウトなどもあります。このあたりの設備に関しては防災について知るというよりは楽しみの部分にフォーカスが絞られています。こういった楽しみの要素が充実していることは子どもたちが防災イベントに参加する意欲をもたらすことにも繋がっています。それに加えて防災ポータルでの危険個所確認が出来る展示が用意されています。この地区に住む方にとってエリア内にある危険な箇所を把握しておくことは非常に重要となります。この機会に是非とも確認しておくことをおすすめします。

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