北海道の 防災フェアや 防災訓練の 実施日程・場所 の紹介

震度7に耐えた本棚

都道府県の中でも面積の広い北海道は、震度6以上の地震がここ35年ほどの間に6回ほど起きています。
なかでも太平洋側で起きた地震被害が多く、有名なものに十勝沖地震(1952年)と北海道南西沖地震(1993年)があります。
2017年の政府・地震調査委員会は、北海道太平洋側に延びる千鳥海溝で東日本大震災と同程度のマグネチュード9クラスの巨大地震を想定する長期評価を公表し、防災への取り組みを求めています。

北海道で今後30年内に大きな地震が発生する確立は40%、根室市・釧路市の可能性が高いと推測されています。
北海道は揺れにくい大地とはいえ、札幌市、釧路市は揺れやすく、特に太平洋沿岸は20m以上の大津波の恐れがあります。

インターネット上で情報をわかりやすく公開

広域にわたる北海道の防災や災害への取り組みは、他都道府県に比べると行政レベルで熱心、インターネット上で情報をわかりやすく公開している所に特徴があります。
参考:北海道防災情報のホームページ(kyouiku.bousai-hokkaido.jp/wordpress/wordpress/)から、各種警戒注意報等の防災情報をはじめ、防災教育について情報を発信しています。
どのページも防災教育に関するカリュキュラムが充実しており、大人だけでなく子供達が関心を持ちながら学べる内容も用意してあります。

北海道防災教育アドバイザー制度という、防災に関する専門的な知識を有する方や被災体験のある方々を登録し、地域の防災教育のニーズに合わせて紹介派遣、講座開講できるしくみもあります。
また、配布しているテキスト・手引き・教材も非常に豊富です。
防災教育データベースのマニュアルは、選ぶのに迷うくらい豊富で一見の価値があります。

北海道シェイクアウト(全道一斉型行動訓練)

北海道では、他都道府県同様「北海道シェイクアウト」の参加を呼び掛けています。
北海道独自というより全国一斉に行う訓練の一環として行っています。
訓練告知は洗練されており、他県に比べ防災訓練情報に慣れた大人っぽい印象を受けます。
静岡県民が防災訓練のプロと例えれれていますが、北海道の行政は防災訓練情報のプロかも知れません。

訓練名:北海道シェイクアウト(全道一斉型行動訓練)
※シェイクアウト:「まず低く、頭を守り、動かない」世界的に普及している地震発生時に自自身の身を守る安全確保行動を身に着け、被害を減らします。
日時:平成30年8月31日(金) 10時00分
想定:日本海溝・千島海溝周辺海溝型の大規模な地震を想定。
方法:地震防災訓練アプリをダウンロードして参加登録、指定日時にエリアメール(緊急地震速報)の専用ブザーが鳴ります。

北海道防災総合訓練

毎年行われている防災総合訓練です。
昨年は、市町村職員を対象にした1泊2日の避難所運営訓練を初めて行い、ダンボールベッドでの寝泊りも体験するようにしたことが話題となっていましたが、今のところ会場を含めて調整中のようです。
今年も何か行うかも知れず注目です。

訓練名:北海道防災総合訓練
日時:平成30年10月11日(木)・10月13日(土)
想定:台風接近による大雨による、道内広域の土砂崩れや河川の氾濫被害。
内容:ヘリやボートによる救出救助・支援物資の受け入れ仕分け、物資輸送、避難所運営等。

この他、「平成30年度北海道石油コンビナート等総合防災訓練」も8月8日(水)に、苫東基地、苫小牧東港桟橋(シーバース)および周辺海域において消防関連の訓練が実施されていました。
大きな被害が予測されている、釧路市の訓練や防災イベントはその年にもよりますが盛んです。

市民防災大体験会

北海道の防災イベントは、地域の企業主催の物から小規模なものまで頻繁にあります。

イベント名:市民防災大体験会
日時:平成30年9月5日(水) 9時00分~16時00分
会場:旧赤平中学校グランド・体育館(入場無料)
内容:各種訓練体験、展示等、 防災用品が当たる!防災ビンゴゲーム。
主催:植村建設株式会社(創業65周年特別事業)

防災ジャパンダプロジェクト

イベント名:防災ジャパンダプロジェクト
日時:平成30年7月20日(金) 17時00分~20時00分
会場:損保ジャパン日本興亜札幌ビル地下1階食堂(参加料無料)
内容:防災人形劇・防災に役立つカードゲーム等
主催:損害保険ジャパン日本興亜株式会社北海道業務部
特典:ご来場の皆様に「防災ジャパンダ」のハンカチをプレゼント!

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