大阪府の 防災フェアや 防災訓練の 実施日程・場所 の紹介

大阪880万人訓練

大阪府で行われる防災訓練の一つに「大阪880万人訓練」があります。今年で7回目を数える訓練で、大地震や大津波の発生を想定し、実際に大阪府内に住む住民の方々にエリアメール送信や緊急速報等を配信し、府民一体となって防災訓練を行うものです。大阪府に属するすべての市町村と企業や小中学校、高校、大学なども参加し、非常に意識の高い訓練となっております。第7回目の今年は9月5日に行われ、11:00に大規模な地震が発生し、3分後の11:03に大津波警報が発令されるという流れで行われるようです。この際に、緊急速報やエリアメールが府内に住む住民の方々に実際に配信されるようです。この際にどのような行動をとればよいかを説明します。

まずは、来る9月5日の訓練日に備えて大地震や大津波が発生し、非難の必要がある場合にどのような行動をとり、何を準備すればよいかを計画することが重要です。何をすればよいか分からない方はまずは、非常持ち出し用の荷物を用意しましょう。非常食、飲料水、貴重品、ラジオ、懐中電灯、薬、など避難の際に必要になるものを今一度確認しましょう。また、備蓄品の備えも必要です。災害が発生すると、インフラが止まり、通常の生活が非常に困難になります。食料品や飲料水は最低でも1週間分を用意し、カセットコンロや防寒用の毛布などがあると心強いでしょう。また、家内の大型家具などを器具で固定し、転倒防止を図ることで、ゆれによる被害を軽減します。

次に、訓練本番の動きです。揺れを感じたら、すぐに身を守る行動をとりましょう。屋内では机やテーブルの下に隠れ、落下物に備えます。屋外でも、ブロック塀やビルの崩落bに注意することが必要です。危ないものからは離れるといった対策をとりましょう。次に、揺れが収まったら、必ず火の元を確認し、火の始末をするのが最善です。その際に、散乱した家具や道具などで怪我をしないことに注意が必要です。そして、大津波警報が発令されたら、急いで高台に避難することが必要です。近くに高台が無い場合は、鉄筋コンクリート製のビルの3階以上に避難しましょう。また避難は、子どもやお年寄りを優先して行いましょう。この際に防災マップがあると心強いです。

そして、訓練終了後は必ず実際に訓練を行ってみて分かったことを、家族や同僚たちと話し合い、今後の改善に努めましょう。実際の災害現場は何が起こるかわかりませんし、街中がパニック状態になります。その際に冷静に避難ができるのか、今回の訓練で、上手くいかなかったところを洗い出すことで、実際に災害が起きた際に、すみやかに非難を行うことができ、命を守ることができます。訓練で行っただけですと、人間はすぐに忘れてしまうので、必ず復習を行うことにより、体に経験として覚えこませておけば、困ることは無いでしょうし、今回の訓練を大変有意義で、実りあるものとできるでしょう。オリジナル防災マップの作成に取り組むのも効果的でしょう。

いかがでしたでしょうか。大阪は今年の6月に大阪北部地震に襲われ、小学生の幼い女の子の命が災害の犠牲となりました。それ以外にも、交通機関の停止や生活インフラの一部が麻痺し、都市機能が麻痺しました。これは多くの方々や特に大阪府民の記憶に新しく、思い出したくない記憶でしょう。しかし、次の災害はいつやってくるかわかりません。前回の大阪北部地震で被害の無かった地域でも、大きな被害が出る可能性もあります。あの地震の悲劇を忘れることなく、常に防災意識を高めるために今回の「大阪880万人訓練」は大規模でリアリティがあり、有意義なものと思われます。少しでも、地震、津波による被害を減らし、犠牲者を出さないための第一歩として参加してみてはいかがでしょうか。

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