防災グッズの保管場所

非常持ち出し袋

非常持ち出し袋は、緊急時に必要になりそうなものを一まとめにしたもので、防災セットとも言い換えることができます。その特性上、飲み水や食料は勿論、雨具や応急セットなど、いざという時に使うものばかりが入っています。従って、パッと掴んで持ち出せる場所に保管することが鉄則となります。災害などの緊急時は、1分1秒があなたの生死を分けるため、すぐに持ち出せなければ意味がありません。また、一箇所に固めて置いておくと、万が一取りに行けない場合取り返しがつきません。そんなリスクを無くすため、家のどの場所にいても持って行けるように、色々な場所に分散させるのが良い方法と言えるのではないでしょうか。分散させる場所としては、、玄関先や勝手口、各部屋や、車の中などがあげられます。

救助・救出用具

地震などの災害時には、消防車や救急車がすぐに駆けつけてくれるとは限りません。瓦礫の下敷きになっている人を助け出す場合など道具があることで人の命を助けることができる場合があります。こういった救助や・救出に必要な道具は、日常では使用しない特殊なものが数多くあげられます。また、これらの道具は、家の中などの屋内にしまっておくと、いざというときにすぐ取り出せない場合があるかもしれません。ですので、できるだけ屋外に保管するのをお勧めします。また、雨などに長期間さらされていると劣化する恐れがあるので、ガレージや倉庫など、雨水のかからないところにしまうよう注意が必要です。

備蓄品(食料・水・燃料等)

食料や水などの備蓄用品は、家の中で保管する場合は、玄関先や勝手口などに置くようにするのが良いと思われます。また、常に家の中にいるとは限らないので、雨風の当たらないガレージや、車の中等に分散して保管しておくことが重要です。そうすることによって、外出時でも確保できる割合が上がります。また、家が損傷した場合でも、後から取り出しやすい場所にしまっておくことが大切です。この点を考え、周囲に柱が多い部屋などに保管しておくのが良いでしょう。これは、こういった部屋は、比較的崩れにくいと考えられるからです。また、学校や職場など家以外にも保管するようにしたいものです。

貴重品(印鑑・権利証・証券・実印等)

貴重品の保管場所には工夫が必要です。
普段使うであろう金融機関の通帳や印鑑等は、火災・水害や盗難防止などを考え、耐火・耐水の金庫に保管するのが良いでしょう。また、貴重品の保管場所として良いのが、銀行などの金融機関の貸金庫を利用する方法です。普段あまり使うことの無い、証券や権利証、宝石や手形、小切手といったものは、すべて貸金庫で保管が出来ます。借用するには料金が発生しますが、災害によって紛失や消滅してしまう心配を考えれば、貸金庫を利用した方が安心、安全です。

日頃から点検し、家族に見合った内容に改善する

災害は、いつ起こるか誰にも分かりません。ですので、日頃から備えを怠らないようにするのが肝心です。
しかしながら、子供や家族がおられる場合、自分だけ把握している、または、備えているだけではよろしくありません。
どんな場合も、家族が共通の対応が出来るように日頃から情報をシェアしていくことが大切です。
非常用持ち出し袋はどこにあるのか、中身は家族が全員が過ごす上で十分かなど具体的に話し合っておくことがよいでしょう。
そして、情報社会の現代では、ネットなどにより、調べればすぐに防災グッズなどの情報をえることができます。しかしそれらは、あくまでも過去にあった事例から学びえたものであり、必ずしもこれで完璧というものではありません。ですので、日頃から点検し、家族に見合った内容に改善していく、備えていくということがとても大切ではないでしょうか。

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