京都府の 防災フェアや 防災訓練の 実施日程・場所 の紹介

震度7に耐えた本棚

一斉防災訓練・シェイクアウト訓練

京都府では一斉防災訓練を推奨しています。シェイクアウト訓練ともいい地震の際の安全確保である行動「まず低く、頭を守り、動かない」という行動を身に付ける訓練のことで、集会やフェアのように集まって訓練を行うのではなく、各個人や団体がいる場所で行える訓練で移動や準備にも時間がかからないという特徴を持っています。各自に参加の意思さえあれば、家庭や会社、もちろん学校で生活の実態に応じて出来る訓練となっていますし、更には地域や学校、職場などの組織が非常時の対策の見直しにも繋がり、けがを防ぐための身の回りの安全対策や危険予知への効果もあります。訓練開始の合図として緊急地震速報のブザー音が鳴るアプリが公開されています。

一斉防災訓練による安全対策や危険予知

一斉防災訓練によってどういったことが安全対策や危険予知になるのか、具体的には会社や家庭であれば家具やロッカーなどの転倒を防止する方法を考えてホームセンターで突っ張り棒を購入したり、高いところに重たいものを置いていないかの確認作業などになります。更に会社組織であれば地震発生時の従業員の安否確認をするため連絡系統の確認や、ケガをした際の家族への緊急連絡方法などの確認も必要になります。また従業員やお客様への避難誘導訓練も必要になりますし、火災が発生した場合には初期消火のために消火器の設置場所の確認や、近くに避難場所がどこであるかの確認も含まれます。各家庭では非常食や飲料水の備蓄の用意、またそれらの賞味期限の確認も必要となります。

防災フェアーを毎年1月に開催

京都府では防災フェアーを毎年1月に開催しています。場所は京都市市民防災センターです。子供も楽しめるような企画になっており、防災ビンゴ大会や防災クイズ、防災スタンプラリーが行われます。1階エントランスホールでは期間中に阪神淡路大震災災害記録写真の展示、防災用品の展示、防災ビデオ上映「大地震発生!阪神・淡路大震災」などが行われています。更にはファミリー・サバイバル・スクールが開催され親子で防災について考えることが出来るような企画もあります。また地元の中学校吹奏楽の演奏会や消防音楽隊のコンサート、京都防災歌劇団のショーなど、地域の方々にも参加しやすいような企画も開催されています。また京都タワーマスコットの「たわわちゃん」が来館し誰もが来やすいフェアーになっています。

BOSAI2018サマーフェスタ

京都府では夏にも防災のフェアを開催しています。2018年は「BOSAI2018サマーフェスタ」が2018年7月31日(火)から8月19日(日)まで京都市市民防災センターで行われています。このフェスタの8月5日(日)には「怪盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャーショー」も行われました。他にも人形劇やクイズ大会、応急手当のミニ体験、紙芝居などが開催されます。また夏のイベントということもあり縁日や射的も開催されます。またビンゴ大会やペーパクラフト教室もあります。夏休みといこともあり子供たちが楽しみながら防災に触れるような企画になっており、また気温の高い京都ではありますが建物内で開催になっており入場無料になっています。

京都市市民防災センター

イベントが開催される京都市市民防災センターは京都市の南区にあります。京都駅から近鉄で「十条駅」下車徒歩8分又は、市バス16・19・42系統で「市民防災センター前」下車すぐとなっており、訪れやすい場所にあります。入館料は無料です。台風・地震・家事など災害に対してどのように身を守っていくかの体験を通して学習できる施設です。体験プログラムではホテル火災をリアルに再現し煙の中を避難する避難体験や、地震体験、消火体験など様々なプログラムがあります。自由体験コーナーでは消防ヘリ「ひえい」号に乗って消防ヘリのフライトシュミレーションが出来たりキッズ・ファイヤーランドなどがあります。その他、体験プログラムは10以上あり、更にフェアーでは通常とは違う特別な体験イベントが開催されることがあります。

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