兵庫県の海水浴場近くの、津波からの避難場所

須磨海水浴場 近くの津波避難場所

須磨海水浴場は兵庫県神戸市にあり、阪神間に唯一の自然の砂浜が残っている海水浴場です。
鉄道でのアクセスも非常によく、JR須磨駅を下車してすぐ南が海水浴場になっています。
子供でも安全に海水浴を楽しめるように、神戸市の事業で、水深2mに達するまでの波打ち際からの距離が70mと遠浅になっています。
いつも海水浴客で混雑しており、砂浜の奥行きを広くとるような整備も行われています。
また、過去から若者たちの泥酔等によるトラブルが絶えず、家族連れでの海水浴客からも敬遠されがちなイメージがあったため、警備員も多く配置されるなど、酒類を提供する海の家を対象に客引き行為を禁止するなど。治安の維持にも積極的に取り組んでいます。
須磨海浜浴場も含めて一帯は、近い将来起こると予想されている南海トラフ地震の影響を受ける地域でもあり、1m~3mの津波が予想されています。
南海トラフ地震の場合、地震発生から津波到達までの時間的な余裕が最短で85分となっており、海水浴客で混雑している状況においても少し余裕はあるものの、出口に避難客が殺到すると予想され、避難に時間を要すると思われます。この場合は落ち着いて、警備員の誘導に従うようにしてください。
海岸から抜け出すことができれば、あとは北側のJR、国道、山陽電鉄の路線を超えながら山側に行くだけなので、避難ルートは比較的分かりやすいと思われます。

アジュール舞子海水浴場 近くの津波避難場所

アジュール舞子海水浴場は、明石海峡大橋の本州側に人工の砂浜を持つ海水浴場となっています。
鉄道でのアクセスも良く、JR舞子駅から徒歩7分の距離にあります。
アジュール舞子の園内には海水浴のほかに磯遊びや釣り、芝生広場、バーベキューを楽しむことができる施設などもあり、家族連れでも1日中、十分楽しめる施設になっています。
舞子周辺は、近い将来起こると予想されている南海トラフ地震の影響を受ける地域でもあり、1m~3mの津波が予想されています。
南海トラフ地震の場合、地震発生から津波到達までの時間的な余裕が最短で83分となっており、避難のために十分な時間があると思われます。
避難経路は山手に向かって、国道2号線、JR線、山陽電鉄を越えていくと、「霞ヶ丘小学校」が避難場所に指定されています。
海岸から1km弱の距離で比較的短時間で避難することが可能ですが、鉄道路線を越えるために地下道や踏切がボトルネックになり、混雑することが予想されるので、時間的な余裕があるからと避難のタイミングを遅らせることのないように注意してください。
また、自動車での避難経路も海岸沿いの国道2号線は普段から渋滞が発生しやすい路線であり、山手へも踏切や地下道を通行する車で大渋滞の発生が洋装されるので、必ず徒歩での避難を心がけてください。

大蔵海岸 近くの津波避難場所

大蔵海岸公園は、明石海峡大橋の西側の明石市にあり、公園内にある海水浴場は明石海峡大橋を望む絶好の位置にある海水浴場です。
大蔵海岸公園内には、バーベキューサイトや多目的広場にある人工芝のフットサルコートなどがあり、駐車場も広く団体で訪れるには最適な公園となっています。
また明石市は、「子午線のまち」と呼ばれ、明石市立天文台や明石城、特産の魚介類が店頭に並ぶ「魚の棚商店街」があります。
明石市周辺は、近い将来起こると予想されている南海トラフ地震の影響を受ける地域でもあり、1m~2mの津波が予想されています。
南海トラフ地震の場合、地震発生から津波到達までの時間的な余裕が最短で115分となっており、避難のために十分な時間があると思われます。
また避難場所もJRの線路を越えて山手に逃げるだけなので、避難に十分な時間的余裕があると思いますが、万が一に備えて、地震発生から60分以内に「山陽電鉄よりも北へ」を心がけた避難を行ってください。
大蔵海岸は明石市中心部に近く、普段から周辺道路での渋滞が発生しやすい地域であり、自動車での避難は困難だと思われますので、決して車では避難しようとせずに、徒歩で避難するようにしてください。

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