押入れを使った地震対策
自宅に押入れのある方、フル活用できていますか?
本来布団を収納したりするためのスペースですが布団だけの収納で使うにはもったいないスペースです。
冬用の羽毛布団や毛布などは圧縮袋などを上手に活用すればほかの物も整理整頓さえすればしっかり保管できる倉庫がわりのスペースとしても使用できます。
特に買い置きしておいた水や缶詰、ついでに地震対策で防災用グッツも一緒に保管しておけば、いざというときにはさっと必要な分の非常食等もとることができてとても保管場所としては押入れというのは最適な場所といえるでしょう。
また地震の時にはドアなどはゆがんでしまうと開けるのに困難なことがあるとよく防災情報で聞きますが、その点押入れはふすまの事が多いので簡単に開閉できるのもいいところです。
衣装ケースは地震時に役に立ちます
衣装ケースの利点はなんといっても、その軽さと丈夫さです。
箪笥はおもすぎて非常時に持ち出すということはとても困難ですが、衣装ケースの場合はほぼプラスチックで
できていることが多いのでとても軽いです。
しかも中の衣類や生活用品などを一緒に入れて保管してもきれいに整頓さえすれば簡易的なスーツケースとしても立派に活用できるぐらいです。
尚且つ形がしっかりしているので、いざ非常事態が起きた時には壁として外で活用したり、椅子やテーブルとしていろんな方法で衣装ケースは利用することができます。
よく聞くのが通用や印鑑を保管するのに利用している方が多いという話です。
緊急時にそれらも一緒に保管している場所なら慌てずに避難もできると思います。
ロフトの特性を上手に活用
ロフトは天井近くのスペースを有効活用するのが目的で作られているケースがほとんどです。
したがって寝室にする場合には布団が置かれていてほとんど家具がないのでまず家具が倒れて下敷きになる心配がないです。
また物置がわりに使っている方は、押入れや、クローゼットよりも奥行があって広いので、管理がとてもしやすいです。
きれいに整理整頓しておけば、必要なものもさっと取り出せます。これが押入れだと必要なものの上に何かがのっていたらどかさなくてはいけないのでとても手間がかかります。
地震発生時には1秒単位で命にかかわることもあります。
ロフトのように見通しがよく広いスペースに地震対策で防災用品を準備しておけば非常時も安心です。
物置の特性を活かした地震対策
物置というものは、基本的に外に置いているということがまず一番のポイントといえるでしょう。
なぜなら外に置くものなので、鍵がついているという点これはとても安心です。
尚且つスペースも結構あるものが多いので非常時には、場所によっては避難場所としても利用することができます。
地震で家屋が倒壊した場合に家の中に物を取りにいくという行為はあまりに危険ですが、外にある物置であればそんな心配もありません。
防災グッズの常時保管場所としておけば地震発生時にも何も考えずに着の身着のまますぐに避難することも可能です。
あとから落ち着いて物置に保管したものを回収にいけばいいのですから、建物の下敷きになることも少ないですし、何より丈夫なのでそこら辺の心配もいりません。
非常時に備え、物を減らす努力をすること
悩むところは何を残し、何を諦められるかです。
無論、人命は最優先として。
食料とかお金、衣類、貴金属、など優先順位は人それぞれだとは思いますが、生きていくのに必要なもので尚且つ自分一人でも持って移動できなくては被災時には意味がありません。
これはゆっくりではなく持って走れるぐらいのという事です。
1分1秒が重要になってくる状況の時は、全力で動ける状態でなくてはいけません。
なので普段から必要なもの選別して物を減らす努力をしなくてはいけません。
そうすることによって自然に自分に必要なものが残ってきますし、普段から管理もしやすいからです。
それとは別にどうしても減らせない人はどう守るかを考える必要もあるでしょう。
ただ少なければ少ないほど。その時、失った時の精神的ダメージも少なくて済むとは思います。