地震体験をすることで、心構えを身に付けよう

先の東日本大震災では、東京都内で震度5強の揺れと一晩中続く余震にあっていますが、室内であったことこともあり、その後のエレベーターにも異常がなかったことから、もし震度7だったら、部屋の本棚はのしのし歩くのではなく、部屋の中央に向かってブッ飛んでくるのか…?!や、エレベーターの中に居たらどうなっていたのだろう?と思う時があります。
改めて考えると、実際にまた大地震が起きたらどう言う行動を取ったら良いのか、今でも分からないでいることが多いことに気付かされます。
ここ数か月は新たな地震も水害もあったため、耐震基準を満たしていないがゆえに起きてしまった事故や、ハザードマップ通りの被害が出ているのに対し、何ら対策がされていなかった等、突然の自然災害を前に無力感を感じなくもありません。

各都道府県では防災体験学習施設の設置が進んでおり、夏休み中の小学生の子供達を連れて遊びながら地震体験をして学習させることが可能です。
これからの小学生は、もう大きな地震の体験が全くない子供達です。
震災規模の地震体験をシュミレーションとはいえ学んでおくことは、多感な時期の経験であれば非常に有効な教育になると考えられます。
色々な場所で大きな地震が起きた際に、どのような行動をとっさにとったら良いか等は、パニックにならずに行動できる心構えを身につけさせるのに、映像や文字、口で説明するより効果的です。
防災体験学習施設のほとんどは入館無料のため、これから夏休みを迎える小中学生にはちょうど良い課外学習の機会になるはずです。

既に防災体験学習施設を利用された方の口コミで代表的な物をいくつかご紹介いたします。

・災害を本当に身近に感じられる場所で、老若男女関係なく一度は行くべき場所です。
東京直下型地震の体験ツアーはとてもリアルで子供が泣き出してしまうほどでした。
短編映画もアニメ形式で分かりやすく、泣いていた子供たちが泣き止むほどです。

・小さい子供に防災の大事さを伝えるのは難しいですが、良い経験得ることができました。
小学生低学年向きです。

・タブレット使用など、ゲーム感覚で防災知識を身につけられました!
(タブレット使用は、施設によります)

体験シュミレーションはとてもリアルで怖いようですが、大人子供関係なく有意義に感じられる体験ができ、無料とは思えない設備という感想もありました。

山形の、地震体験ができる施設

山形県では「山形県防災学習館」で地震体験を行うことができます。
防災学習館の地震施設では日本海中部地震・阪神淡路大震災などの地震を再現した揺れを体感することができます。
地震体験の他にも火災消火体験や煙避難体験を行うことができます。
また各市町村で行われている防災講習や避難訓練に地震体験車の貸し出しを行なっておりそちらでも地震体験を行うことができます。
ただし地震体験車のみの直接の貸し出しは行なっておらず消防署員の操作、講習とセットとなっています。

山形県防災学習館
所在地:山形県東田川郡三川町大字横山字堤27-1 県消防学校内
TEL:0235-66-4626
開館時間:9:30-16:30
休館日:月曜(祝日の場合翌日)・祝日・年末年始

福島の、地震体験ができる施設

福島県では郡山広域消防本部の防災コーナーで無料で地震体験を行うことができます。
地震体験室では過去に起こった大地震を再現した揺れを体感することができ、
地震体験の他にも消火体験や訓練人形を使った心肺蘇生体験も行うことができます。
利用にあたっては個人の場合、団体の場合共に事前の電話予約と申し込み書類の提出が必要となるので注意が必要です。
また福島県では地震体験車の貸し出しも行っており自治体での避難訓練や企業や団体での防災講習などで利用することができます。

福島県 郡山広域消防本部
所在地:福島県郡山市堂前町5-16 郡山消防署(郡山広域消防本部)
TEL:024-923-1740
開館時間:9:00-16:00
休館日:土曜・日曜・祝日・年末年始

茨城の、地震体験ができる施設

茨城県では防災科学技術研究所で地震体験を行うことができます。
防災科学技術研究所の地震体験装置は「地震ザブトン」という名前の小型地震動シミュレーターで
東北地方太平洋沖地震や新潟県中越地震など研究所で実際に観測されたデータを再現した揺れを映像と音ともにリアルに体感することができます。
ただし個人での利用は受け付けておらず原則として20人以上60人以下の団体のみとなっています。
また実際に体験できるのは代表者3人までとなっています。
茨城では地震体験車の貸し出しも行っており自治体での避難訓練や企業や団体での防災講習などで利用することができます。

所在地:茨城県つくば市天王台3-1
TEL:029-863-7792
開館時間:10:00-16:00
利用可能日:平日のみ

栃木の、地震体験ができる施設

栃木県では栃木県防災館で地震体験を行うことができます。
防災館の地震体験コーナーでは震度2から最大で震度7までの地震の揺れを体感することができます。
およそ1時間の見学コースとなっており地震体験の他にも豪雨体験や台風体験、煙避難体験を行うことができます。
また宇都宮市は地震体験車を所有しており市内で行われる防災講習などでも地震体験を行うことができます。
基本的には宇都宮市内での利用となりますが場合によっては市外の自治体や団体などで行われる防災講習でも利用することができます。

栃木県防災館
所在地:栃木県河内郡上河内町中里248 県消防学校内
TEL:028-674-4843
開館時間:9:30-16:30
休館日:月曜・祝日の翌日・年末年始

群馬の、地震体験ができる施設

群馬県内には地震体験ができる施設はありませんが県が貸し出しを行なっている起震車で地震体験を行うことができます。
関東大震災や阪神淡路大震災など過去に起こった大地震の再現や南海地震や東海地震などのこれから起きると予測されている地震を
前後・左右・上下の3方向に、それぞれ震度1から7までの揺れで体感することができます。
地震体験車は各市町村で行われている防災講習会や避難訓練で利用することが可能です。
また群馬県の消防学校への1日入校体験でも地震体験を行うことができます。
体験入校では地震体験の他に火災消火体験を行うことができます。
ただし地域の自治会などの団体のみの利用が可能となっており個人で利用することはできません。

埼玉の、地震体験ができる施設

埼玉県には、「埼玉防災学習センター」という施設で、防災体験学習ができる体験機器が設置されています。
見慣れた風景の中で、リアルな震災クラスの震度7を体験でき、地震体験を通し地震発生時の行動について学習できる仕組みとなっています。
一度に体験できる人数は、子供8人、大人7人。
車椅子の方も付き添いの人がいれば同乗でき、小さいお子さんの場合は、手すりにぶつかる危険があるため注意が必要です。
子供達が遊びながら学習でき、防災意識が高まると利用者の評判は良好です。
入館料が無料という点も良いです。

所在地:埼玉県鴻巣市袋30番地(048-549-2313)
休館日:月(夏休み期間中は開館) 詳細はHP新着情報
入場料:無料
URL:http://saitamabousai.jp/

千葉の、地震体験ができる施設

千葉県には、「千葉県西部防災センター」という防災体験学習施設があり、インストラクターの案内による体験ツアーを開催しています。
楽しみながら、防災に関する正確な知識と技術、防災に関する意識の向上を図り、災害時の自主的な対応力を育むことを目的としています。

体験ツアーの所要時間は、60分~90分、待ち時間は20分~30分ほどあります。
千葉県に影響を及ぼした地震と、今後発生する確率について学んだあとは、東日本大震災や兵庫県南部地震と同規模の地震を体験することができ、地震のメカニズムや地震時における行動、地震時に対する備えの重要性について学べます。

所在地:千葉県松戸市松戸558-3(047-331-5511)
休館日:火 詳細はHP記載
入場料:無料です
URL:http://www.bousai-chiba.jp/

東京の、地震体験ができる施設

東京都には、「東京臨海広域防災公園」という防災体験学習施設があります。
東京臨海広域防災公園は、首都直下型地震など大規模な災害時における、現地災害対策本部が置かれるベースキャンプや災害医療の支援基地、物流コントロールと連動する防災拠点施設です。
平常時には、防災に関する情報交換やシュミレーションや訓練、体験学習を通じ、防災への関心を高め、知識や自助・共助の心を習得する場となるよう、整備を行っています。
体験施設では、エレベーター内での首都圏直下型地震の体験シュミレーション、駅前の商店街や住宅地など市街地、避難所生活の体験学習が可能です。

所在地:東京都江東区有明3丁目8番35号(03-3529-2180)
休館日:月 詳細はHP記載
入園料・入館料無料
URL:http://www.ktr.mlit.go.jp/showa/tokyorinkai/72h/1f/01.htm

神奈川の、地震体験ができる施設

神奈川県には、「神奈川県総合防災センター」という災害に備えるために、災害について知り、考える施設があります。
防災情報や体験フロアでは、地震や風水害などの体験ができるコーナーや色々な防災情報の展示があります。

地震体験コーナーでは、震度7までの迫力あるCG映像で臨場感ある体験ができ、4つのプログラムのなかから1つを体験することが可能です。
1.関東大震災(屋外道路上)
2.兵庫県南部地震(住宅屋内)
3.東北地方太平洋沖地震(商業施設内)
4.オリジナルプログラム(学校教室内)

現在修理中のため中止していますが、大変わかりやすく変化にとんだ体験プログラムが魅力的です。

所在地:神奈川県厚木市下津古久280(046-227-1700)
休館日:月・祝日の翌日 詳細はHP記載
入館料無料
URL:http://www.pref.kanagawa.jp/docs/zn2/bousaicenter/homepage.html

新潟の、地震体験ができる施設

おぢや震災ミュージアム そなえ館、燕・弥彦総合事務組合 防災センター 、佐渡市消防本部 防災センターの三ヶ所で地震体験を行うことができます。
特におぢや震災ミュージアムは2004年に発生した中越地震からの復興を学ぶために2011年にオープンした県内で最も新しい防災ミュージアムです。
おぢや館の地震体験では新潟県中越地震の波形をもとに再現された、震災当日の揺れを映像と音響と共に体感できます。
また新潟県は地震体験車を所有しており県内で行われる防災講習などでも地震他県を行うことができます。

おぢや震災ミュージアム そなえ館
所在地:新潟県小千谷市上ノ山4-4-2 小千谷市民学習センター「楽集館」2階
TEL:0258-89-7480
開館時間:9:00~17:00
休館日:毎週水曜日 年末年始

燕・弥彦総合事務組合 防災センター
所在地:新潟県燕市吉田浜首408-1 消防本部(吉田消防署)内
TEL:0256-92-1119
開館時間:9:00-17:00
休館日:年末年始

佐渡市消防本部 防災センター
所在地:新潟県佐渡市八幡58 消防本部・中央消防署内
TEL:0259-51-0123
開館時間:10:00-16:00
休館日:月曜(祝日開館)・年末年始

山梨の、地震体験ができる施設

山梨県では、「山梨県防災安全センター」という、防災知識の習得や体験の場だけでなく、災害発生時に必要となる資機材を備蓄する施設があります。
地震の体験施設では、過去に発生した阪神・淡路大震災や新潟県中越地震の地震体験や、東海地震や東南海地震を想定した地震を体験できます。
自身の体験装置を使い、道路を歩いている際にブロック塀や自分の体がどうなるのか等、シュミレーションが身近に感じられる体験施設です。

所在地:山梨県中央市今福991番地(055-273-1048)
休館日:第2・第4日曜日、祝祭日:詳細はHP記載
ご利用には、事前に空き具合を電話で確認が必要
URL:http://yamanashi-bousai.or.jp/

長野の、地震体験ができる施設

長野で地震体験ができる施設は長野市防災市民センターがあります。
長野市防災市民センターは、地震と火災に重きを置いた施設で地震体験施設では台所を模した部屋で関東大震災・日本海中部地震などを再現した揺れを体感することができます。
また地震体験の他にも煙避難体験や赤外線式消火体験なども行え体験しながら防災について学ぶことができます。
地震体験車による出張講習も行なっており県内の市町村で行われる防災講習などでも過去の大地震を再現した最大で震度7の揺れを体験することが可能です。

長野市防災市民センター
所在地:長野市大字鶴賀1730-2 中央消防署隣
TEL:026-227-8002
開館時間:9:00-17:00
休館日:火曜・祝日・年末年始

岐阜の、地震体験ができる施設

岐阜県では岐阜県広域防災センターで地震体験を無料で行うことができます。
広域防災センターの「地震体験装置」は、8人~10人は入れる大きな装置で100インチスクリーンも備わっており、
実際の揺れとスクリーンに映される映像によってよりリアルな地震体験を行うことができます。
館内では家屋の倒壊を再現する「バーチャルウォール」や食器棚が倒れる様子を再現する「カラクリウォール」、
震発生時の避難行動についてヴァーチャル体験ができる「VR災害体験」なども備わっています。
また地震体験車の貸し出しも行っており防災訓練や避難訓練などのイベントで利用することができます。
地震体験車では震度2から震度7までの、8段階の揺れを体験でき、CG画像と音響が揺れに連動し、リアルな地震体験をおこなうことができます。

住所 各務原市川島小網町2151岐阜県消防学校内
開館日 毎週火~金曜日 毎月第3日曜日
電話番号 0586-89-4192
開館時間 9:00~16:30

静岡の、地震体験ができる施設

静岡県内では静岡県地震防災センターで地震体験を行うことができます。
地震防災センターでは地震発生時の室内の映像を視聴しながら揺れを体験できる「地震ザブトン」があり、リアルな地震体験を行うことができます。
ただし地震ザブトンは1人乗りのため利用に制限があり、団体の場合は全員が体験することができないため注意が必要です。
また過去の大地震の揺れを再現できる地震体験車も所有しておりそちらでの地震体験も可能です。
地震体験車は県内の市町村での貸し出しも行っており防災講習などでも利用することができます。

静岡県地震防災センター
所在地:静岡県静岡市葵区駒形通5-9-1
TEL:054-251-7100
開館時間:9:00~16:00
休館日:月曜・年末年始

愛知の、地震体験ができる施設

愛知県内で地震体験ができる施設は愛知県防災教育センター、名古屋市港防災センター、豊田市防災学習センター、
東海市地域防災センター、岡崎市役所の5ヶ所があり無料で利用が可能です。
それぞれの施設共に過去に発生した震度7の大地震を再現した揺れを体感することができます。
また愛知県は地震体験車を所有しており県内の市町村で行われる防災講習や避難訓練などで地震体験を行うことができます。

愛知県防災教育センター
所在地:愛知県尾張旭市大字新居5182-1393 県消防学校内
TEL:0561-53-2015
開館時間:10:00-16:00
休館日:土曜・日曜・祝日・年末年始

豊田市防災学習センター
所在地:愛知県豊田市長興寺5-17-1 市消防本部1F
TEL:0565-35-9724
開館時間:9:00-16:30
休館日:月曜(祝日開館)・年末年始

名古屋市港防災センター
所在地:愛知県名古屋市港区港明1-12-20 港区役所北隣
TEL:052-651-1100
開館時間:9:30-16:30
休館日:月曜(祝日の場合翌日)・第3水曜・年末年始

東海市地域防災センター
所在地:愛知県東海市加木屋町夕霞松67 東海市消防署南出張所内
TEL:0562-39-0119
開館時間:9:00-17:00
休館日:年末年始

岡崎市役所 防災展示コーナー
所在地:愛知県岡崎市十王町2-9 市役所東庁舎1F
TEL:0564-23-6533
開館時間:8:30-17:15
休館日:土曜・日曜・祝日・年末年始
入館料:無料

京都の、地震体験ができる施設

京都で、地震体験ができる施設は、京都市市民防災センターというのがあります。
こちらの施設では、震度4~7の地震を体感することができます。所要時間は、20分程です。
その他にも、地震に関する体験コーナーとしては、音と壁面パネルを使って地震が発生してから避難するまでを体験学習できるコーナーがあります。
今までの、京都の地震や、その他の災害を映像を通して体験学習ができるコーナーもあります。
京都市市民防災センターでは、地震体験の他に強風体験、火災の避難体験、消火体験都市型水害体験など様々な体験ができます。
他にも、防災ゲームや、消防ヘリに乗って操縦の体験ができたり、子供も大人も楽しめる体験がたくさんできる施設です。

大阪の、地震体験ができる施設

大阪で、地震体験ができる施設は、大阪市立阿倍野防災センターというのがあります。
こちらの防災センターでは、日本で今までに起きた大きな地震(阪神淡路大震災、東日本大震災など)8つの揺れを自分で選択して体感することが出来ます。
残念ながら、事故防止の為、120cm未満の方は体験することが出来ません。
他にも、地震が発生した後の部屋を体験することができます。地震発生後を想定した部屋で、火事につながりそうなものを見つけて、火事にならないように学習する体験です。
バーチャル地震コーナーでは、部屋中に広がる映像と振動を使って、大きな地震が起きた時の様子を体感することができます。
地震だけではなく、火事にまつわる体験やその他の体験もできます。

兵庫の、地震体験ができる施設

兵庫県で、地震の体験ができる施設はいくつかあります。
[人と防災未来センター]
こちらでは、映像シアターや、ジオラマ、実際の被災者の体験談を通して地震の体験ができます。いずれも、阪神淡路大震災に基づいたものです。
[兵庫県立広域防災センター]
こちらでは、地震の揺れが起こすことができる車を使った地震の体験ができます。
[兵庫県ひめじ防災プラザ]
こちらでは、3Dの画像や音、体感によって地震の体験をすることができます。
その他にも、明石防災センター、尼崎市防災センター、尼崎市北部防災センター、加古川市防災センター、などがあり、こちらは、地震体験と、火災体験をメインにやっているようです。
実際に震災を経験している地域なので、その他にも、穴粟防災センター、神戸市立神出自然教育園、北淡震災記念公園など、特色のある地震体験ができる施設がたくさんあります。

奈良の、地震体験ができる施設

奈良で、地震体験ができる施設は、奈良市防災センターです。
こちらでは、今までに日本で起こった大きな地震の揺れを体感することができます。
それだけではなく、将来的に起こりうる可能性のある、東南海・南海地震も体感することが出来ます。
地震体験では、指導員の方がついて説明をして下さるので安心です。
こちらの施設には、緊急地震速報展示装置とうのがあり、緊急地震速報はどのように発信されるのかや、緊急地震速報を聞いた後にどのような行動をしたらよいかなども
教えてもらえます。
こちらの施設では、地震体験の他にも消火体験、煙避難体験、台風体験などができます。
他にも、事前の申し込みが必要になりますが、応急手当の講習などもやっています。
施設の利用料金は無料です。

和歌山の、地震体験ができる施設

和歌山で、地震体験ができる施設は、消防局防災学習センターというのがあります。
こちらでは、地震の揺れを体感することのできる車を使って地震を体験することができます。
色々な方向からの揺れと、震度1~7までの揺れを体感できます。
震度7の揺れは、阪神淡路大震災や、新潟中越地震に匹敵する強さの揺れになっています。
過去の地震だけでなく、将来起こりうる南海トラフ地震を予測した揺れも体感することが出来ます。
地震の体験車の中で、大きな画像を通して、地震後の屋内外の被害の様子を見ることができます。
こちらの施設では、地震体験の他に、煙避難体験、消火体験、などを体験することができます。
南海トラフ地震が起きた時に、地震後どれくらいの時間で、どれくらい大きな津波がくるのかを想定して見れる装置もあります。

鳥取の、地震体験ができる施設

鳥取県では鳥取県立消防学校で地震体験を行うことができます。
ただし一般利用での受付を行なっておらず1日入校という形での地域の自治体や消防団などの団体研修の一環となるため注意が必要です。
1日入校では地震・消火・煙避難・応急手当体験の他に、消防車・救急車乗車体験を行なっています。
同様の体験ができる「出前講座」も行なっておりこちらは一般利用が可能です。
出前講座は各市町村で行われる防災イベントに出張する形で現地に出向いて地元消防団員とともに地震体験や消火訓練などを行うことができます。
鳥取県 鳥取県立消防学校
所在地:鳥取県米子市流通町1350
TEL:0859-27-0353
開館時間:9:00-17:00
休館日:土曜・日曜・祝日・年末年始

島根の、地震体験ができる施設

島根県には地震体験が行われている施設はありません。
ただし2017年に最新の地震体験車に新たに更新され7月より運用が開始されています。
地震体験車では旧車両では行うことができなかった前後、左右、上下と実際の揺れを起こすことができ
震度2から7までの震度を再現することができます。
また過去及び今後予測される地震を地震画像と同期させた揺れで再現したものを体験することができます。
地震体験車は県内各消防本部に1ヶ月単位で貸し出されており貸出先で行われる防災講習や避難訓練などのイベントにて体験を行うことができます。
自主的な防災イベント等にも貸し出しを行っており消防署より申し込みを行うことで借り受けが可能になっています。

広島の、地震体験ができる施設

広島県では広島市総合防災センター、呉市防災センターの二箇所で地震体験を行うことができます。
それぞれの施設には地震体験コーナーがあり震度7程度の揺れを体感することができます。
地震体験以外にも消火体験や煙中体験、ガソリン・ガスの燃焼実験なども行うことができます。
また、県内で行われる防災イベント等でも起震車にて地震体験を行うことができます。

広島県 広島市総合防災センター
所在地:広島県広島市安佐北区倉掛2-33-1 県消防学校隣
TEL:082-843-0918
開館時間:9:00-17:00
休館日:日曜・祝日・8月6日・年末年始

広島県 呉市防災センター
所在地:広島県呉市広古新開2-1-9 呉東消防署3F
TEL:0823-74-1310
開館時間:9:00-17:00
休館日:月曜(祝日の場合翌日)・年末年始

山口の、地震体験ができる施設

山口県では光地区消防組合防災センター、光地区消防組合防災センター、岩国市防災学習館の三箇所で地震体験を行うことができます。
光地区消防組合防災センターでは震度3と6強のほか、兵庫県南部地震と関東大震災の揺れを再現し体験することができます。
山口県大島防災センターでは地震と副次的な津波・液状化に焦点を当てており、
地震や津波を疑似体験できる地震・津波実感シミュレーターや自分で操作して海溝型地震の津波や液状化現象を起こす実験装置などが設置されており体験しながら防災を学ぶことができます。
岩国市防災学習館では震度2から震度7の地震を体感することができ、緊急地震速報と連動し、将来発生するであろう大地震を体験できる地震体験コーナーが設置されています。

光地区消防組合防災センター あんしんねっと光
所在地:山口県光市光井6-16-1 消防本部庁舎内
TEL:0833-74-5606
開館時間:9:30-16:30
休館日:月曜・祝日・年末年始

山口県大島防災センター
所在地:山口県大島郡周防大島町久賀5066-5 久賀総合支所東隣
TEL:0820-79-1133
開館時間:9:00-17:00
休館日:月曜(祝日の場合翌日)・年末年始

岩国市防災学習館
所在地:山口県岩国市愛宕町1-4-1 いわくに消防防災センター1F
TEL:0827-34-0020
開館時間:9:00-17:00
休館日:月曜(祝日の場合翌日)・年末年始

福岡の、地震体験ができる施設

福岡県では福岡市民防災センター、春日・大野城・那珂川消防本部 防災センターの二箇所で地震体験を行うことができます。
福岡市民防災センターでは無料で行う60分・120分の体験ツアーの一環で地震体験を行うことができ震度2から震度7までの揺れを体感することができます。
地震体験の他にも強風、火災等の体験コーナー、バーチャル消火訓練なども行うことができます。
春日・大野城・那珂川消防本部 防災センターでは地震体験コーナーの他、強風体験コーナーなども設置されています。
また福岡県では各市町村で行われている防災訓練等でも地震体験車の出張を行なっておりそちらでも地震体験を行うことが可能です。

福岡市民防災センター
所在地:福岡県福岡市早良区百道浜1-3-3 早良消防署隣
TEL:092-847-5990
開館時間:9:30-17:00
休館日:月曜、最終火曜、年末年始

春日・大野城・那珂川消防本部 防災センター
所在地:福岡県春日市春日2-2-1 消防本部1F
TEL:092-584-1191
開館時間:10:00-17:00
休館日:月曜・火曜・年末年始

鹿児島の、地震体験ができる施設

鹿児島県では、昔から台風や集中豪雨みよる風水害や土砂災害が多く、火山による噴火の際に起きる地震も懸念されています。
「鹿児島県防災研修センター」では、毎月1貝「ふれあい防災教室」を開催し、いざという時に慌てずに行動がとれるよう防災知識の共有をはかっています。
館内の見学コーナーでは、地震のコーナーもあり、パネル・映像・ゲーム・模擬体験を通して学ぶことができます。
地震体験の装置は設置されていないため、リアルな地震体験をする施設は、「鹿児島市立博物館」3Fで地震の横揺れを震度5までを体験することが可能です。

鹿児島県防災研修センター:http://www.kagoshimabousai.jp/index.html
鹿児島市立博物館:http://www.k-kagaku.jp/

沖縄の、地震体験ができる施設

沖縄県の地震体験ができる施設は、「沖縄市防災研修センター」です。
現在故障中で復旧を待つ状態です。
沖縄市防災研修センターでは、災害の体験や講習を通し、防災の意識の向上と「ゆいまーるの精神」で助け合い生き抜くこと、自主防災組織の結成を促進させることを目的として設置されました。
「ゆいまーるの精神」とは、助け合いの精神、沖縄の昔からある深い意味を含む無償の労働力をお互いに融通し合う精神です。
また、「 名護市防災研修センター」の地震ゾーンでは、簡易地震体験が可能です。

沖縄市防災研修センター:http://www.city.okinawa.okinawa.jp/sp/about/130/1142
名護市防災研修センター:http://www.city.nago.okinawa.jp/10/9658.html

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