海水浴や釣りをしているときに地震が起きたら
これから、ゴールデンウィーク・初夏を迎え、海水浴や釣りなどのレジャーに出かける人も多いのではないでしょうか。忙しい日常を忘れて、海でリフレッシュされる方も多いですが、天候の予測はできても、地震や自然災害などは、予測できるものではありません。突然起こった災害に、正しい対処をし、自分自身や家族の安全を守れるように正しい知識を身に着けておきましょう。海水浴や釣りの際は、まずその場所の避難場所や避難経路を確認しておくことが必要です。突然の大地震が起きるだけでパニックになるのに、どこに逃げたらいいか、、そこで正しい判断ができないと二次災害につながってしまいます。海水浴や釣り、キャンプ場などでも野外で安心と思ってはいけません。まず、遊び始める前に、家族で確認をしておきましょう。
津波が起こったとき、一番にしたいこと
津波は大地震が起こったあと、すぐ、直後に訪れるものではありませんが、30分~1時間後に押し寄せてきます。その、津波の規模や到達時間は予測されますが、あくまでも予測であって、自身での正しい判断での避難が求められます。津波の伝わる速さは時速数100kmにもなる場合があり、津波が見えてから逃げても絶対に間に合いません。 また、津波警報・津波注意報が発令される前に津波が来襲する場合もあります。 強い地震や長い時問の揺れを感じたら、ただちに海岸・海・川の近くから離れ、急いで高台で安全な場所に避難してください。また、震源地から遠く揺れを感じなかったとしても、警報、注意報が発令されたときは、沿岸部側に住んでいる人はただちに避難して下さい。
高台に避難するときに注意すること
津波注意報や警報た発令されると、多くの人が一斉に高台に避難しようとします。その際、混雑しますし、混雑故にパニック状態に陥らないように、高台に避難する際の注意点を覚えておきましょう。注意することは、遠くよりも高いところに避難することです。ついやってしまいがちなのが、自宅を離れゆるやかな坂の上に避難してしまうことです。津波は私たちが思っている以上にはやくきます。傾斜がそれほどない坂や道はすぐに飲みこまれます。また、 近くに高台がない場合は、頑丈な鉄筋の建物の3階以へ避難してください。そして重要なのが、避難の際に車を使わないことです。多くの人の身の安全を確保するためにも、車を使わず避難することが大切です。車で混雑して高台へも行けないということになると、多くの犠牲者をだしてしまうことになります。
地震のとき、子供やお年寄りはどう対応するべきか
災害時に犠牲者となりやすい、身体の弱かったり、判断がつきづらい子供や高齢者。健全な大人の正しい判断で子供やお年寄りの身の安全を確保することも大切です。災害時にすぐ正しい判断をするためにも、大切なのは事前の準備で日頃からの備えと心構えです。家族と、話し合いをし、万が一大災害が起きた場合、家族がバラバラの荷中は、そこに避難し集合するべきか、子供もお年寄りも理解できるように確認しあいましょう。自宅に、防災グッズと避難場所・避難経路を記した地図をはっておくのも一つの対策です。そして、災害時には一番に誘導をし、必ず一緒に行動をすることです。一人で判断しづらく、心細くなってしまうことが、より不安をあおってしまいます。
地震が起きたときを想定し、避難場所を家族や地域で確認しておくこと
突然の災害に、大切なことは前もって「備えておくこと」です。防災グッズはもちろん、避難場所や避難経路を家族で話し合っていますか?災害が起こってからは遅いですし、備えができていないことで、さらに被害を拡大させてしまいます。家庭内でも地域でも、いつどこでおこるかわからない災害を想定し、避難場所をみんなが知っておくこと、心構えをしておくことが大切です。津波の際の避難場所の高台はどこか、自然災害の際の避難場場所は、家族が学校、職場それぞれ離れているときに突然起きたら…など、常に想定して、定期的に家族で話し合いが必要です。防災グッズも、定期的に見直しましょう。せっかく備えたものが、古くなっていたり使えなくなっていたら、意味がなくなります。