本棚の転倒防止グッズ

L字金具

箪笥や食器棚などの家具を壁で固定できるにで転倒防止には大きな効果を発揮します。
キッチンなどで整理整頓の為に棚受けを付ける際にもL字金具があることで壁に取り付けることが可能になります。
L字金具の材質は様々で、自体の長さや幅にも種類がありますのでそれによって耐えられる重さがちがったり強度が異なってきます。
中には木製のものもありますので。木の壁に取り付けるなどでデザイン性を損なわないように使用することも出来ますが強度がやや落ちるなどのデメリットもあります。
使用するときにはどのように利用するかを考えて選ぶ必要があります。
全般的に壁や家具に穴を空ける必要が出てきますので賃貸物件などは注意が必要です。穴をあける際には電動のドライバーも用意した方が良いです。

チェーン

L字金具が取りつけにくい場所や補強のために使われるものです。こちらも壁と家具を繋げて固定しますので穴をあける必要が出来てきますので注意が必要となります。
固定はネジ止めすることになりますので、壁に穴を開けられるようなドライバーが必要となります。基本的な使い方はL字金具と同じになりますが、長さ調整が出来る分はある程度取り付け位置に自由度があります。家具と天井に少し空間があったとしても対応が可能です。
商品にや調整した長さにもよりますが、それなりの重量にも耐えることができますので耐震対策としても有効な部類に入ります。
大体家具と壁の角度を30度以下に調整しておけば効果は発揮されます。
コンクリート等に付ける場合には専用のビスが必要になります。

突っ張り棒

お手軽な耐震対策として有効なのが突っ張り棒です。長さを調節して家具の上面と天井の間に突っ張らせて固定する形式となります。
家具や天井を傷つける心配なく使用でき、取り外しや取りつけも簡単なので多くの家庭で利用されています。
しかし簡単な分だけでデメリットもあります。突っ張り棒タイプは文字通り突っ張っているだけなので実際にはどこも固定されていません。
ある程度面になっていて広く天井や家具に面しているものの、前後の動きの他に横の夜動きが不規則に加わると次第にズレてしまって外れてしまう恐れがあります。
また、固定している天井の強度にも影響を受けますので天井がもろいような場合は耐震性能が大きく変わってくる可能性があります。

ストッパー

ストッパーは家具の底に挟み込み、家具を壁側に傾斜させるタイプとなります。シートを挟み込むことで家具全体に少し角度を付けて後ろに倒した状態にするもので、滑るのを抑止する効果があります。あくまでも補助的な効果なので単独で大きな効果を求めることは難しいですが、安定感は増しますので安心して使用することができます。
家具の色合いに合わせたストッパーを選ぶことができますのでお部屋との調和も問題ありません。
カットして使うタイプであればご自宅の家具に合わせた丁度よい長さにすることができますので使い勝手も非常に良くなっています。
湿気対策の効果がある商品もあるので長期的に使用している場合でもカビ等の心配もありません。

突っ張り棒+ストッパーで、L字金具と同等の効果が得られる

ストッパー式耐震器具は単独使用でなく、他の耐震器具と併用するように各メーカーから推奨されています。突っ張り棒タイプの耐震器具と併用すると、突っ張り棒タイプのデメリットであった、揺れにゆるズレを軽減することができますので双方の効果が高くなります。
両方とも値段はそれほど高くはないので組み合わせて使うことをお勧めします。両方使うことでL字金具と同等の効果が得られるとも言われていますので壁等に穴を開けたくない、開けられないという方には最適な方法と言えるでしょう。後々に模様替えをした際にも穴が残らないので安心です。
手間暇はほとんどかかりませんのでお引越しの際などには初日から設置してしまった方が楽ですし安心できると思います。

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