北海道胆振東部地震の死者数とその原因

震度7に耐えた本棚

平成30年9月6日午前3時7分に発生し、マグニチュード6.7、震源の深さ37キロ、最大震度が震度7を記録した北海道地震は、揺れが道内全域の広範囲にわたるため、被害規模の大きさから多くの人的被害を伴った地震となりました。北海道胆振東部地震と命名された、北海道胆振地方内陸部を震源とする地震による死者数は、北海道全域で合計41人を記録しています。詳細な各自治体の死者数が道により発表されており、北海道と政府との発表には死者数の違いがあることから、道による調査の結果、札幌市1人、厚真町36人、むかわ町1人、苫小牧市2人、新ひだか町1人を報告されています。死因となった直接の地震による震源地を中心に13キロ四方の山々が、一斉に山腹の斜面崩壊を起こし、土砂崩れに巻き込まれて、家屋が倒壊したことによる圧迫と呼吸困難により亡くなった犠牲者が殆どです。その他の市町村で亡くなられたのは計五人の男性で、札幌市と苫小牧市でどちらも書棚の本などの下敷きとなり窒息、苫小牧市で男性が階段からの落下事故により死亡、むかわ町では男性がタンスの下敷きとなり圧迫窒息、新ひだか町では荷物の下敷きになられた方のそれぞれ死亡が確認されており、その死が悼まれています。

震度階級が最も高い、震度7の激しい揺れを観測した厚真町では、土砂崩れで集落全体に被害が及び、特に被害が大きかった吉野地区などの町内五ヶ所で死傷者が多数となり、16歳の女性から80代の夫婦までの多くの犠牲者が出ました。厚真町は集落が山間部にあるために、揺れに弱い地質学的に火山灰の層である火山堆積物の斜面であったことから、土砂崩れによる土砂に埋もれた家屋が大多数となり倒壊しました。36人の死者数が現時点において確認されています。10日に男性ひとりの死亡が確認され、安否が分からなくなった最後のひとりとして、崩れた土砂の中から心肺停止の状態で発見されました。地震での大規模な停電や、ライフラインの切断などによる死因は、直接の地震の原因による死者数とされていません。道内の全域でブラックアウトとなる、電力供給の停止はほぼ復旧しています。

地震発生から一週間の13日に厚真町では正午に多くの犠牲者を出した方角に向けて、36人への黙祷が捧げられました。12日現在で681人の負傷者を出した地震への対策、ならびに土砂崩れによる人的被害の再発を防ぐためにも、原因の究明が早急に課題となっております。今後一週間にわたり震度7が余震として再発する可能性について注意が促されており、死因となった北海道胆振東部地震による各地の震度は、震度7が厚真町、震度6強が安平町であることから、震源の深さが20キロよりも深く、37キロの深さ、地震のエネルギーを示すマグニチュードが6.7を記録した、太平洋に面する内陸地域の震源地から、ゆうに50キロを超えて離れた日本海に面する札幌市平野部での大きな揺れを観測していることもあり、想定外の被害を及ぼしたことは明らかであり、札幌市東区、清田区、やや札幌寄りの千歳市でも震度6弱を観測するほどの激しい縦揺れとなり、水道管破裂による浸水の被害や液状化現象を起こし車が埋もれるなど、またマンホールが二メートル近くも飛び出すなど、墓跡が横倒しになるなどの被害が発生し、被災した住宅が全壊する大きな問題となっています。内陸部全域で、強い揺れが観測されています。

道内の犠牲者のほぼ全員が地震による家屋の倒壊や大型の家具類の下敷きとなり死亡が確認されているために、熊本地震のケースと同じ規模かそれ以上の震源地の地震の再発防止のための注意が必要となります。今回新たに、胆振東部地方の活断層の一部に新たなひずみがみつかっており、石狩低地東縁断層帯として、注目されています。今後地震の起きる確率は0パーセントであり、あるいはすべてがずれ動いた場合M7.9の地震が発生する見込みがあるとのことです。 人的被害の原因となる揺れからの減災に今後どう取り組むのかが叫ばれています。直接の死因となる地震の原因も、究明手段により様々な要因から専門家の意見をふまえて今後同地区に余震の被害があるのか、ないのかが心配されております。

死因の原因となる土砂崩れと土壌地盤に対する暮らしの中での知見について。震度7再発の可能性が危ぶまれるとして、斜面の崩壊についての知識から、土砂崩れを招く性質の土壌が存在することが明白であるとされています。表層崩壊と、深層崩壊 との二種類の危険が今後胆振東部にて高まっていることが指摘されています。 余震は今後何ヶ月も伴うことであり、岩盤ごとの基盤が多く風化している地層が危険です。厚さおよそ数メートルの表土層の崩壊による災害よりも、深層崩壊のほうがより規模が大きくなります。危険を予め知ることで、災害に対する認識を強め、人的被害を防ぐことになります。土砂災害警戒区域では、いつ、どこで、何が起きるか、誰にも予測できません。ハザードマップが作成されており、傾斜地に多く分布する古生層土壌が斜面に積もって堆積している山間部の土壌が特に風化することで、大規模な深部からの土砂崩れに繋がると言われています。

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