耐震用の突っ張り棒をおしゃれに隠す


震度7に耐えた本棚

突っ張り棒で家具を固定したけど見栄えが悪くなってしまう。

家具の転倒防止にはどこでも安く手に入って、後から簡単に設置できる突っ張り棒が便利ですよね。突っ張り棒を使って地震などに備えているという方も多いのではないでしょうか?しかし、お手軽な反面、どうしても安っぽさがにじみ出てしまうのが突っ張り棒のデメリットの一つでもあります。だからと言って、大がかりな耐震作業をするには手間もお金もかかるし、突っ張り棒を使って地震対策をしつつ、それでいてお部屋の見栄えにもこだわりたいですよね。そんな方のために、チープな突っ張り棒を隠す小技をいくつかご紹介したいと思います。どの方法も簡単に手に入る素材で、突っ張り棒を隠しながら部屋に華を添えることができるので是非試してみて欲しいものばかりです。

突っ張り棒を隠す時の注意点。

その飾りが落下しても危険でないもの、軽量なものが原則。

突っ張り棒を隠すと言っても、そもそも突っ張り棒の目的は、家具の転倒防止など安全を守ることにあります。したがって、突っ張り棒さえ隠せておしゃれであれば何でもいいというわけではありません。突っ張り棒のおかげで家具が倒れなかったとしても、突っ張り棒を隠すための飾りが落ちてきて怪我をしてしまったとなれば本末転倒です。ですから、突っ張り棒を隠すのに使える素材は軽くて、落ちてきても怪我をしなくても済むようなものに限られます。ここでは、紙を使って突っ張り棒を隠す方法、布を使って突っ張り棒を隠す方法、そして観葉植物を使って隠す方法をご紹介します。いずれも身近にある、もしくはすぐに手に入る素材で、落下しても怪我には至らない軽量な素材を選びました。

案その1.紙のハリボテで囲う。

真っ白な紙、真っ黒な紙、オシャレなプリント等、インテリアに合わせて。

まず一つ目は、紙を使って突っ張り棒を隠す方法です。突っ張り棒に合わせた大きさの紙を用意して、ハリボテのように囲ってしまう方法です。ただ紙を貼り付けるだけで突っ張り棒を隠すことができるので一番簡単な方法でしょう。真っ白な紙や真っ黒な紙を使うのもスタイリッシュでかっこいい仕上がりになりますし、部屋の雰囲気に合わせて木目調などの紙を用意してもいいかもしれません。他にも英字新聞もいいですね。この方法の利点は、簡単に紙の貼り替えを行うことができるというところです。気分に合わせて新しい柄に変えたいと思ったときにすぐに貼りかえることができます。しかも、プリンターさえあればどんな柄もすぐに用意できるというのも利点のひとつですね。

案その2.軽い布で囲う。

好きな色や柄で簡易的なカーテンにしたり。

二つ目の方法は、布を使って突っ張り棒を隠してしまう方法です。こちらも紙で隠す方法と同じように突っ張り棒を覆ってしまおうというわけです。お気に入りの柄や部屋にマッチする素材のものを探してくる必要がありますが、紙よりもさらにチープさを隠すのに適しています。紙で隠す方法はお手軽ではありますが、どうしてもハリボテになってしまいます。その点、布を使うとカーテンのようにすることができるので、より一層見栄えがよくなります。たとえば、レース生地などを使うとエレガントな雰囲気を出すこともできてしまいます。布があるだけでずいぶんと雰囲気を変えることができるのでおすすめです。ただし紙に比べると重さがありますので、分量によりますがあまり重すぎる布は使うのを控えておくのがよいでしょう。

案その3.100均にある人口観葉植物のツタなどでボタニカルに装飾。

最後にご紹介するのが観葉植物を使って突っ張り棒を隠す方法です。観葉植物と言っても本物を使うわけではありません。100均に人工の観葉植物が売っているのを見たことがありませんか?ツタ状になっているあの観葉植物を使います。やり方は簡単で、突っ張り棒のそれぞれに観葉植物を巻き付けて固定するだけです。非常に軽い作りですから、もし外れてしまっても怪我をする心配はありません。部屋に植物の緑を取り入れることができて、一気にボタニカルな雰囲気を醸しだせます。しかもツタ状ということもあって、同じ装飾はなかなかないですから個性を出せること間違いなしです。紙や布で隠す方法に比べるとやや難易度が高いですが、人とは違うお部屋を演出するにはうってつけの方法です。

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