水槽の地震対策。水漏れ、ガラス、ペットの命。

地震の被害にはどういったものがあるのか

地震の際には建物の崩壊や火災、津波などが考えられますが、実際には他にもたくさんの被害の可能性があります。そのうちの1つが水回りの損傷による水漏れです。大規模な地震であれば水漏れ程度では済みませんが、軽微な地震でも水漏れが発生する恐れがあります。中でも水槽でペットを飼っているという方は要注意です。地震が起こることで水槽が破損する可能性だけでなく、水の供給が止まってしまうことでペットの命が危機に晒されてしまいます。水道がストップすることを阻止するのは容易ではないため、なるべく水槽の破損を防ぐことが重要となります。ガラス製の水槽は壊れた際に破片が散らばってしまい、怪我をしてしまうリスクにもつながる恐れがあります。

地震で水漏れは起こる?

地震の際には水漏れが発生することがあります。これは水道などに付いているナットやパッキンなどが壊れたり、ズレたりすることがあるからです。水槽からも水がどんどん出てきてしまう恐れがあり、水槽で過ごしているペットにとっては大きな危機が訪れることになりかねません。ただでさえ災害の際には水の確保が難しくなるので特に注意が必要です。水槽が破損したりして水漏れが起こってしまった場合、その後どうやって中のペットの命を維持していくかが重要となります。ガラス製の水槽は落下した際に破損することも想定され、中にいるペットが傷ついてしまう恐れもあります。ペットの住んでいる水槽が破損しないような工夫を施すことが重要となっています。

水槽が転倒してしまうと

水槽は落下しなければ破損する可能性が低くなります。しかし、水槽の蓋に当たる部分には穴が開いているケースがほとんどです。魚などは水に溶けた酸素を吸うことで呼吸を行っているため、酸素の通り道が必要となります。それゆえに蓋にあたる部分に穴が空いています。水槽が転倒してしまうとこの穴からどんどん水が出て行ってしまいます。水槽内の水が減ると中に住んでいるペットは命の危機となります。穴を塞ぐわけにもいかないので転倒しないための工夫が必要となります。水槽は他の家具と同様に耐震用のグッズを使用することで転倒のリスクを減らすことが出来ます。しかし、水槽は水の入れ替えなどで運ぶ機会が多いので完全に固定することが出来ない点に注意しておきましょう。

落下すると水槽が割れてしまうことも

水槽が高所から落下すると割れてしまう恐れがあります。水槽が割れると中に入っている水が失われてしまうだけでなく、その後水中のペットが過ごす場所が無くなってしまいます。特にガラスの水槽は割れてしまう可能性が高く、破損などで人間も怪我をしてしまうケースもあるので注意が必要となります。一般的に水槽を地べたに置いていることは少なく、大抵少し高い位置に設置しています。そのため、落下のリスクを完全に回避することが難しくなっています。家自体が崩壊してしまうような大地震であれば落下を防ぐことは困難ですが、置き方を工夫することで小規模な地震での落下を防ぐことは可能です。落ちやすい位置に置かないなど日ごろから意識することをお勧めします。

水槽に関する地震対策

まず水槽を落下しにくい位置に置くこと、それから破損しにくい材質の水槽にすることが重要となります。ガラスは破損の恐れが大きいので地震対策を強く考えるのであればプラスチック製のものにしておくのが無難です。水槽の蓋にある穴は水生生物が生きていく上で大切なものなので塞ぐことが出来ません。つまり、地震の際に水が漏れてしまうことは避けようのないことです。しかし、水漏れが起こった時に水道がストップしてしまうと水槽の中の水を確保することが難しくなります。そこで予備の水を予め用意しておくことをお勧めします。水を補給することが出来れば中のペットに無事に育てられる可能性が高まります。同様にえさも余裕をもって用意しておきましょう。

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