防災のために備えるべき食料と水

大人2人×1週間分の食料と水

災害時は断水してしまう事が多いので、水の備蓄は必須です。大人が一週間に必要な飲料水は21リットルなので、2リットルのペットボトルに換算すると、1ケース6本なので1ケースと4.5本分です。夫婦ならば大人2人なので3ケース程あれば充分ですが、衛生のために手を洗うための水も確保したいため1ケースほど多めに準備しておくととても安心です。食料は1日3食なので一人21食分必要です。一人分でもかなりの量ですので、できるだけかさ張らない水やお湯で増やせるアルファ米の炊き込みご飯などをケースで買っておくと収納場所にも困りません。またご飯ばかりだと飽きてしまうので、缶に入ったパンやビスケットも用意しておくと食に対するストレスも軽減されます。

カセットコンロとボンベもストック

災害時は不安な気持ちとストレスで気分が滅入ってしまいます。そこに冷たく味気ない食事ばかり摂っていると気分は落ち込む一方です。そこでおすすめなのがカセットコンロを準備しておくことです。ガスが止まっても、鍋でお湯を沸かし温かいごはんを食べることが出来ます。温かい食事は体温を上げますし、器から伝わる温もりは心を穏やかにする効果もあります。また乳幼児が居る家庭では震災中でも衛生面に気を使わなくてはなりません。カセットコンロを使えば食器の煮沸消毒なども出来るため一台あると心強いですね。忘れてはいけないのはボンベのストックです。震災中は品薄になるので、必ず2~3本ストックしておきましょう。コンロは普段は卓上での鍋などにも使用できるので押し入れに一台置いておくと安心ですよ。

先に冷蔵庫の中から食べる

大きな災害時は停電する場合があります。その際に困るのが冷蔵庫の食品が傷んでしまうことです。クーラーボックスがある場合は、冷凍庫の保冷剤や食品などをまず移しましょう。涼しい場所に置いておけば翌日までは持ちます。また非常食を準備していても、当日は冷蔵庫の中から食べましょう。いつも食べているおかずの味は、不安定な気持ちを落ち着かせる事が出来ます。また災害時はゴミの収集が遅れるので、腐らせてしまう前に食べるのが後処理を考えると最良です。冷蔵庫内のごはんはラップを使っておにぎりに、卵は常温でも保存ができるので後回しに食べると食料を長く蓄えることが出来ます。しかし普段食べているから平気!と賞味期限が切れているものや傷んでいるものを食べるのは絶対にやめましょう。体調を崩してしまっては本末転倒です。

嗜好品も重要、しかし塩分過多に注意

震災時の食料ストックは必要最低限になりがちですが、自宅での待機中は時間を持て余しますし、ストレスが溜まってしまいます。その際に好きなお菓子や飲料などの嗜好品は気分転換になりおすすめです。食べ慣れた味は緊張や不安を和らげてくれますよね。でも気を付けたいのが塩分過多です。水不足などで脱水リスクが高まっている中で塩分の多いポテトチップスや即席麺などを食べてしまうと体調を崩してしまう可能性があります。ついつい食べてしまいますが、即席麺は1日1個などと量を決めて取るようにしましょう。それでも我慢が出来ない場合は、予め塩分カットの商品をストックしておくと心置きなく食べられるので安心ですね。そして塩分の多いものを食べた後は水分を補給することを忘れないようにしましょう。

非常食は定期的に試食&買い替え

非常食を買ったけれど期限が切れてしまい全部廃棄にしてしまった、なんて事はありませんか?勿体無いですし、また1から揃えるのは金銭的にも負担が大きいですよね。そんな方におすすめなのがローリングストックです。缶詰やパウチ製品などを普段の生活でも使用し、無くなった分を都度買い足していくという方法です。自然に非常食の買い替えが出来ますし、廃棄も減るので良いですね。また非常食はメーカーによって味に差があります。特に小さい子どもは味覚が敏感なので、震災中に美味しくないから食べないとなると苦労しますよね。そこで気になる製品があれば購入し、家族で試食してみるのがおすすめです。非常食の味も確かめられますし、使い方も分かり一石二鳥ですね。災害中を少しでも快適に過ごすためにも、美味しい非常食を探すことは大切です。

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