地震から植木鉢を守る対策

地震で大切な鉢植えが倒れる、落下する危険

大きな地震が起こると家にあるありとあらゆるものが倒れてしまう可能性があります。庭などにおいてある鉢植えも例外ではありません。特に少し高いところに設置されている鉢植えは落下し、植木鉢の破片が辺りに飛び散ります。これは鉢植えが壊れてしまうということだけでなく、避難の際に破片で怪我をしてしまう恐れがあるというリスクを含んでいます。鉢植えに関しても他の家具と同様に地震対策を行う必要性が高いといえます。鉢植えの中には何年もかけて育てたという宝物のような存在になっているものもあるかもしれません。少しの心がけでその鉢植えが壊れる可能性を減らすことが出来ます。地震はいつ起こるか分からないので早めに対処を行っておくことが大切です。

基本的に鉢植えはなるべく低い位置に置く

庭の形状や他の置物とのバランスで鉢植えを高いところに置いているケースもありますが、高いところに置けば置くほど落下の衝撃は大きくなります。鉢植えは決して軽いものではないため、高いところから落ちた時の危険性は言わずもがなです。そのため、鉢植えは基本的に低い位置に置くことが重要となります。落下ではなく、転倒であれば被害が拡大する恐れはかなり抑えることが出来ます。どうしても地面に直接置けない場合でも、なるべく低い位置を意識することで鉢植えが壊れる可能性を減らすことが出来ます。庭は基本的にコンクリートではなく、土であるはずなので多少の衝撃は吸収してくれます。しかし、高いところから落下すると土であっても鉢植えの損傷を防ぐことは難しくなります。それゆえに低い位置が重要となります。

ベランダ、窓際、高い場所では絶対固定

ベランダや窓際といった場所に鉢植えを置いているケースも考えられます。ベランダに置いてある鉢植えが地震で落下すると、最悪の場合外にいる方に直撃してしまう恐れがあります。そうなったら大変な被害となってしまうので必ず固定しておきましょう、鉢植えを固定させる器具はホームセンターや通販で簡単に購入することが出来ます。また、万が一倒れてしまっても外へは落下しない位置を意識しておくことが大切です。窓際においても同様です。窓際に置いた鉢植えは外ではなく、家側に落ちてくる可能性が高く、そばで寝ている方がいた場合は大変なことにもなりかねません。こちらも器具を使って確実に固定しておくことをおすすめします。可能であれば落ちない位置に設置をしておきましょう。

背の高い植物は、それ以上に丈夫で重たい鉢に入れる

鉢植えというものは基本的に重心が下にあります。これは植物本体よりも土の方が重いことが多いからです。ところが、背の高い植物は例外となります。植物の背が高いと重心が高くなりやすく、転倒のリスクが大きく増してしまいます。また、背が高い植物は倒れた時の衝撃や被害が背の低い植物よりも大きくなります。そこで背の高い植物に使用する植木鉢は大きく、重いものにしましょう。大の大人が動かすことが難しいくらい重くても問題はありません。背の高い植物というのは見た目以上に重いことが多く、相当に重い植木鉢が必要となります。寝室などにある鉢植えに地震対策を施していないと、深夜の地震の際に被害が大きくなってしまう恐れがあります。

大きな鉢は木の箱でカバー

植木鉢自体を大きくて重くものにすることで背の高い植物の転倒を防げる可能性が高まりますが、それでも倒れてしまった場合は今度は植木鉢自体が危険な存在ともなりえます。倒れてきた際の衝撃はもちろん、割れてしまうと大量の破片が飛び散ることにもなりかねません。地震の際にはただでさえ身動きが取りにくくなるので、破片が飛び散ると危険度が大幅に上がってしまいます。そこで大きな植木鉢は木の箱のようなもので覆うことをおすすめします。こうすると木の箱のおかげで倒れにくくなり、もし割れてしまっても箱の中で破片が飛び散ることになります。植物を育てることは素晴らしいことですが、それと同時に地震対策を行うことも大切になります。

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