地震時のライフライン復旧と対策

ライフライン対策

災害時、特に地震の際は、ほぼすべてのライフラインが断絶されると言っても過言ではないです。水道、ガス、電気など生活に必要不可欠なもの全てが使えなくなってしまいます。そのため、日頃からこのような最悪の事態に備えて代替物となるものを所有しておかなければならないです。
例えば、ガスを使わなくても温まる仕組みになっているレトルト食品や、ペットボトルの水、懐中電灯などです。これらを準備しておくのとそうでないのとでは圧倒的な差が生まれるのは言うまでもないです。
普段はそのようなことに意識が向かないかもしれませんが、逆にそこが災害に対する人間の盲点となっているのかもしれないです。だからこそ、そこを意識することができれば生存率も明らかに高まり、冷静に対応することができるようになります。
日頃からの対策は必須です。

電気なき生活

電気は夜に役に立ちます。
もし、夜中に電気が付かなければ何も見えないです。
生活ができないです。
しかし、地震の際は電気が使えなくなることが多いです。
そんな時どうすればいいのでしょうか。
やはり、懐中電灯などが役に立つのではないかと思います。
特に、避難時や何かを探す際に威力を発揮します。
だから、各家庭で一人ずつ懐中電灯を所有しておけばいいと思います。
もちろん、電気が復旧すれば問題ないのですが、そのめどが立たない場合もあります。
その場合に備え、余分に懐中電灯を所有しておくのもいいです。
また、電気が使えなくなると、スマートフォンの充電なども難しくなります。日頃からスマートフォンで情報を仕入れている人は意識的に紙の書籍から情報を得る習慣もつけておけば、そんなときにも動揺しなくて済むはずです。

ガスなきキッチン

ガスがなければ料理ができません。お湯を温めることもできません。非常に困るものです。
しかし、地震の際はこのようなことが当たり前に起きてしまいます。そんなときにも冷静に対応することができるようにするためには日頃からガスを使わなくても料理ができるようにする訓練を積んでおかなければなりません。
訓練と言ってもそんな難しいことは必要ないです。
ただ、火を使わなくてもできるレシピを取り入れておくだけです。また、カレーやスープなどはあらかじめ完成されているレトルト食品を常備しておいたり、乾パンなどを保管しておくということも重要です
とにかくガスがなければ料理ができないという固定観念を捨てておくという訓練が必要なのです。
ガスがなくてもいいキッチンが災害時に役に立ちます。

水道の断絶

水が出ないということは、人間の生活を脅かす最大のアクシデントです。なぜなら人間は水を飲むことで生きていけるからです。
しかし、地震の際は水が出ないことがたくさんあります。
過去の地震を振り返っても、水不足問題は必ずと言っていいほどクローズアップされています。
ニュースや新聞などでこれほど伝えられているにもかかわらず、いざ水不足になるとパニック状態に陥る被災者が続出してしまいます。これは普段から水不足に対する問題意識や対策を頭の中でイメージできていないからという部分があると思います。
水道は水が出て当たり前。
そんなある種の思い込みがそうでないときに歯車を狂わすのです。
だから、常日頃から水が出てくることに感謝をすることはもちろん、もし水が出てこなかったらどうしようという意識を持っておくことが大切です。
そんな意識がペットボトルの水を常備しておくことにつながると考えます。

下水の停止

人間は排泄をします。
それらを流すためには大量の水が必要です。
しかし、人間はそんな事実に見向きもせず、当たり前のように排泄物を流し続けています。
そんな認識がいざ下水機能が停止した際に人間を慌てさせるのです。
地震などでは水不足問題は下水の問題にも直結しています。取り入れるための水だけでなく、流すための水さえも不足するのです。
しかし、日頃から下水問題にまで踏み込んだ備えが出来ていれば、全く備えをしていないよりはいいのではないでしょうか。
具体的には飲むための水と流すための水の二種類を用意しておくということです。
飲むための水はミネラルウォーターなどが好ましいですが流すための水は多少汚くても構わないです。普段、お風呂に入って流すであろう水を空のペットボトルに蓄えておくことです。
これをするだけでも変わるのではないでしょうか。

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