愛知県は地震が少ないと思っていませんか？
確かに今年(2018年)までに震度5以上の地震は3回しか起こってません。
ただ、そのうち一つは昭和東南海地震なんですね。
1945年前後にかけて4年連続で1000名を超える死者を出した4大地震（鳥取地震、三河地震、南海地震）の一つ「昭和東南海地震」で巨大地震です。
戦時中の昭和19年12月7日午後1時36分から、紀伊半島東部の熊野灘、浜名湖まで破壊が進行したとされています。
当初は遠州沖大地震と呼ばれていたが、東海地域の軍需工場が壊滅的な打撃を受けたことを隠匿するため、「昭和東南海地震」とされたという説もあります。
死者・行方不明者は1000名以上とされていますが、戦時中のことなので不明点も多いです。
最近、地震がないといっても「南海トラフ」の発生が警告されていたり、過去「昭和東南海地震」、巨大地震がありました。
「治に居て乱を忘れず」平和な時だからこそ「備え」、「防災」が大切です。
防災ログ 防災・減災展2018 名古屋(2018年11月9日(金))
場所「愛知県産業労働センター(WINC AICHI、ウィンク愛知)」
JR名古屋駅桜通口から東から東南方面、ミッドランドスクエア方面 徒歩5分の方向で目立つ施設なのでわかりやすいかもしれません。
「防災・減災展2018 名古屋」が開催されます。また同会場にて、河田惠昭氏（関西大学）、
福和伸夫氏（名古屋大学）等の防災専門家、内閣府や愛知県防災局といった行政機関、
また豊田自動織機が登壇する第7回「防災・減災セミナー」も同時開催されます。
豊田自動織はトヨタの創業者、豊田佐吉が発明した自動織機を中核に創業された会社です。
トヨタ自動車以前の企業でトヨタの本家というべき会社なので有意義なお話が聴けるかもしれません。
ミニ企画展「平成29年７月九州北部豪雨展」
名古屋市港防災センター(なごやしみなとぼうさいせんたー)
電 話：052-651-1100 Fax：052-651-6220
開 館：9:30?16:30(体験は16:00まで)
定 休 日：月曜日(祝休日の場合は開館。その直後の平日が休館)
第3水曜日、年末年始(12/29～1/3)
入場・体験：無料
住 所：〒455-0018 名古屋市港区港明一丁目12-20
アクセス・交通：地下鉄名港線「港区役所」下車①番出口北へ
徒歩3分 ※港区役所に隣接しています。
自然災害に対して現代文明がいかにもろいか、特に愛知県は伊勢湾台風の被害の記憶があります。
そのため、日頃の備えを忘れずにという趣旨の施設らしいです。
まさに「治に居て乱を忘れず」平和な時だからこその「備え」、「防災」が大切です。
油圧駆動の地震体験室や伊勢湾台風の3D映像や音響で体感できます。
2018年 8月1日
ミニ企画展「平成29年７月九州北部豪雨展」臨時開催中
夏休みギャラリートーク（名古屋大学減災連携研究センター）
名古屋大学減災連携研究センター
名古屋大学の施設で「東海」「東南海」「南海トラフ」など巨大地震や
近年多発している風水害に対して被害を軽減していくため「減災」に注目したとあります。
「減災」の啓蒙のためいくつかイベントが開催される予定です。
親子向け夏休みバージョンのイベントでギャラリートークは、わかりやすいい言葉で行われるそうです。
例えば8月7日「東北の復興事業はどうなっているの？」というギャラリートークは興味深いです。
最近は「東日本大震災」関連の報道は全くと言っていいほどありません。
「今の復興事業」を知るためにも重要です。
ご家族で参加し被災地の方々に想いを馳せ「自分に何ができるか？」ということを考えることで、
情緒面や人格形成にも役立つことでしょう。
あいちシェイクアウト (Aichi ShakeOut)
URL:http://aichi0901.pref.aichi.jp
9月1日正午から1分間(8月31日まで登録可能)
１１月５日（月）の「津波防災の日」や学校・企業等の防災訓練など別の日時での実施もＯＫです。
シェイクアウトは、「しせいをひくく」「あたまをまもり」「じっとする」という３つの動きを身につけ、
地震の揺れから自分の命を守るための行動です。
アメリカの地震研究チームが考えた造語だそうです。
参加は個人や団体(家族、友人、NPO、学校、企業、行政など)が参加可能です。
地震について通り一辺倒の訓練ではなく、実際の部屋、学校、職場等、物があり入り組んだ場所で実際にどう避難するか
というシミュレーションを行い被害を低下させる、被害極限、ダメージコントロールを行うということです。