防災グッズをリストアップ、比較してまとめる

震度7に耐えた本棚

防災グッズのリスト作成

5つの防災セットの内容を、

  • 5つ全てに共通しているもの
  • 4つに共通しているもの
  • 3つに共通しているもの
  • 2つに共通しているもの
  • 1つだけにしか入っていないもの、

を分けてリストアップしてみました。

共通して多く入っている物ほど重要度が高く、少ない物は『あると便利な物』だと考えられるので、防災グッズのリスト作成にお役立てられればと思いました。

今回比較したのは次の5つです。

5つ全てのセットに共通して入っている防災グッズ

  • カンパンなどの保存食
  • 保存水(500mlから1.5l)
  • 携帯ミニトイレ
  • 防寒アルミシート
  • ウェットティッシュ
  • ライト(ラジオ付き含む)
  • 軍手
  • 救急セット
  • 生活用品
  • 給水袋もしくはタンク

全セットに共通して入っているものは以上のものです。 カンパン、バランスクッキーなど種類はまちまちですが、保存食と保存水は当然入っています。水の量に差があるのは、バックの容量や、女性用に作っている防災袋などの理由によるものと思われる。

絆創膏などの救急セットに、綿棒などを含めた生活用品も必需品です。衛生面も考えて、ウェットティッシュもすべてのバックに入っています。
停電時や夜間の移動などのためのライトも必須です。
冬場の災害時に備えた防寒アルミシートは、バックによってはガサガサと大きい音のしない静音のものもあります。
災害によってできた破損物などを避けるための軍手も必ず入っています。
また、よく言われる災害時のトイレ問題の対策として簡易トイレが、小用専用のものも含めて入っています。
水の配給のための給水袋やタンクは忘れがちなので助かるのではないでしょうか。

4つのセットに共通して入っている防災グッズ

  • マスク
  • 非常用呼子笛・ホイッスル

4つのセットに入っているものは以上。
マスクは避難所での集団生活の際、風邪などの感染症予防にとても重要ですし、地震などの災害で家屋の倒壊が起こったときに懸念される粉塵からも身を守ることが出来ます。
バックによっては個包装になっているものもありますが、一つずつジップロックのような密封できる小袋で分けてしまっておけばいいでしょう。
ホイッスルや非常用の呼子笛は、倒壊した建物内に閉じ込められたとき、内部から外部に助けを呼ぶために使いますが、その他にも、停電による灯りのない夜間の強盗被害や、女性のみでいる際の性被害の防止にも役立ちます。人の声よりも高い音域で音が鳴るので、人の耳に届きやすいです。

3つのセットに共通して入っている防災グッズ

  • ラジオ
  • マニュアル
  • 使い捨てカイロ

3つのセットに入っているものは以上。
ラジオは、情報収集には必須です。
災害時は人づてでデマが流布されやすいので、正しい情報をいつでも手に入れられることはとても重要です。また、水の配給や炊き出しの情報などもラジオから得られます。
防災マニュアルは、被災時における重要な知識や、バックの中身以外でどのようなものを用意するべきかなどが記載されていますので、被災時はもちろん、バック購入時には必ず確認しておいた方がいいでしょう。また、災害伝言板など、普段は使わないけれど被災時には大変重要になる電話や機能も記載されています。
使い捨てカイロは、すべてのバックに防寒アルミシートは入っているものの、冬場に手先が動かなくなったりすることを防止するためにも必要でしょう。なお、使い終わった使い捨てカイロは、そのまま捨てないようにしましょう。封を開けて中身の活性炭を取り出せば、消臭剤として再利用できます。水不足が予想される被災時、臭いの出てきた服などは袋に入れて活性炭と一緒にしておけば、周囲に迷惑もかかりません。

2つのセットに共通して入っている防災グッズ

  • ポリラップ
  • ブルーシート
  • レインコート
  • キッチンはさみ・はさみ

2つのセットに入っているものは以上。
ポリラップは、当然、食品保存に便利。被災時、精神的苦痛によって食欲が湧かなくても、配給を受けた食事は空腹を感じたときのために置いておかなければいけません。また、食事で使用するお皿を洗う水がない場合、ラップをお皿に巻いて使用すれば、お皿を洗う必要がなくなります。
ブルーシートは、地面に敷いて使用する通常の使い方だけでなく、避難所生活でのプライベートスペース用の壁にすることができます。簡易トイレも、たとえ人気がないところでも使いづらいものですが、ブルーシートを腰に巻くだけでも気持ちが違います。
レインコートは、片手が必ずふさがってしまう傘よりも災害時に便利です。他にも、キチンと手足を通すレインコートは、羽織るだけになってしまう防寒アルミシートよりも防寒具として優秀かもしれません。ただし、通気性は悪いので汗をかいたりした場合は風邪をひいたりしないよう注意が必要です。

1つのセットだけにしか入っていない防災グッズ

  • 非常用食器折り紙
  • ヘルメット
  • 水に流せるティッシュ
  • 長期保存米
  • 圧縮おしぼり
  • エアークッション
  • ボールペン
  • 首枕・耳栓・アイマスク・スリッパ
  • 歯ブラシ
  • 生理用ナプキン(8コ入)
  • ヘアブラシ
  • ドライシャンプー
  • 万能ナイフ
  • ローソク
  • 布テープ

1つのセットに入っているものは以上。
ヘルメット、エアークッションなどは頭部の保護のために、バックに余裕があれば入れておきたいところです。
首枕・耳栓・アイマスク・スリッパは、パーソナルスペースが取りにくい避難所生活で重宝するでしょう。
歯ブラシは口を漱ぐ水の問題が解消されるなら、口腔内を清潔に保つことはあらゆる感染症の予防にもつながります。
長期保存米は火がなくてもお湯で作ることが出来ますし、通常のお米よりも重量が軽く持ち運びに便利です。
ヘアブラシや生理用ナプキンは、男性には必要なくても女性にとっては必ずなくてはいけないものです。
災害時は水が貴重なので入浴もしにくいですが、身体はウェットティッシュで拭けても、髪の毛はなかなか拭いただけではすっきりしませんので、ドライシャンプーがあると清潔感が保てます。
布テープはケガのギブスの代わりにしたり、服の破れを補修したりもできますし、貼り付けてメモにできるので、連絡の取れない家族にメモを残すことも可能です。

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